車両をラッピングするってどういうこと?

プレゼントなどを綺麗に包装することをラッピングと言います。そうすることによりそのプレゼントが一層引き立ち、もらったほうも裸でもらうよりもずっと嬉しいことでしょう。ところで、自動車業界の専門用語にもラッピングという言葉があります。この言葉からクルマを綺麗に包装するというイメージを持つかもしれませんが、そもそもクルマを包装するとはどういうことでしょうか。

車両ラッピングとは薄いフィルムでクルマを包むことを言います。何のために包むのかというと、たとえば、そのフィルムに様々な宣伝広告を印刷することで、クルマを効果的な広告媒体として利用することができます。またフィルムに好きな絵を印刷したり、様々なカラーで色づけすれば、ボディーのデザインを大幅に変更させることもできます。車両ラッピングは塗装に変わる新しい宣伝手法として最近注目されており、路線バスなどを中心に一気に広がっていきました。

宣伝カーや営業車などにも利用されています。またクルマのボディカラーを変えて楽しんでいるユーザーも少なくありません。塗装するのに比べるとフィルムを剥がせば元に戻すことができるという点で大きなメリットがあり、同時にボディを保護する効果も期待できます。車両ラッピングの耐用年数は使用状況にもよりますが、3年~5年程度と言われています。

部分的にフィルムを貼るということも可能です。価格はDIYであれば非常に安く抑えることができます。業者に頼む場合でも塗装と同じくらいか、塗装よりもやや安いというお店が多いです。

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