立体駐車場は機械式立体駐車場と自走式立体駐車場に分類できます。機械式立体駐車場は機械式の装置で自動車を運搬・入出庫するタイプです。ドライバーは駐車装置に自動車を止めるだけで、あとは自動的に入庫が行われます。一方、自走式立体駐車場はドライバーが自分で運転をして、駐車スペースに駐車しなければなりません。

少し面倒に感じるかもしれませんが、自走式立体駐車場にはいくつかの良い点が存在します。まず、自動車の入出庫が簡単であることがあげられます。駐車スペースに到着したら、すぐに入出庫が可能である点が機械式立体駐車場より優れています。入出庫に待ち時間がないところも良い点です。

屋上部分は該当しませんが、それ以外の部分では自動車を直射日光から守ることができます。このことはボディーの劣化やヘッドライトの黄ばみを防止できることを意味します。また、平面駐車場と比較すると収容率の高さが良い点です。限られたスペースを有効利用できるところは駐車場のオーナーにとっても大きなメリットになるでしょう。

意外なところでは、災害時の避難場所にもなることです。駐車場の設置においては開口率を一定以上確保することが義務づけられています。そのため、津波などの被害から逃れることが可能となります。自走式立体駐車場は駐車場法という法律に従う必要があります。

よって、経験豊富な会社に依頼することが重要です。そのような会社に相談することがスタートとなります。